副腎疲労における唾液コルチゾール検査の結果の考察Analysing saliva cortisol test results.

amazonUSAではZRT社のコルチゾール検査を医師を通さずに購入できる。








日本では医師免許に(診察代を払い)代理店になってもらわないと検査すらできない。

と思っていたら、一応ほぼ卸値で診察代を払わずに唾液コルチゾールを提供してくれるクリニックがあるようだ。

クリニックにいかず、医師に診察代を払わずとも、唾液コルチゾールの検査が受けられる。
amazonで検査キッド手に入るのとほぼ同程度の環境が用意されているっぽい。








◎いろいろな検査結果




■ステージ2





ステージ2に入るか入らないかの段階だと思われる。

なぜ、この段階で唾液コルチゾールを行えるのか。
副腎疲労を疑えるのか。

すばらしいとしか言いようがない。

せいぜい、イライラしたり朝に疲れが残っている感じがしたりする程度の自覚症状だろう。
どんな疾病でも早期発見が叫ばれるが、こんな早くやるべきことが理解できれば、対処も早く重症化せず済むだろう。
































zrt51yrs.pdf 直









こんなに出てるじゃないか!と思われる段階であっても何らかの自覚症状がある。
症状があるからこそクリニックを訪れ検査をするのだ。

唾液コルチゾールだけみたら、まったく問題が無い時点から副腎疲労を疑い、リーキーガットから始まる腸の治療に入れる場所があるのはすばらしいことだ。
小さいところから摘めたらいいのに。







■ステージ3





コルチゾールがだんだん減っていく段階。
コルチゾールを出してストレスに対抗してきたが副腎皮質が文字通り疲労してきた段階。
ここまでくるとビタミンB、Cという材料だけを与えてもコルチゾールを生産できない段階と思われる。

ちなみに、副腎疲労に高濃度ビタミンC点滴を打っているのは、ほぼ日本だけらしい。
マイヤーズカクテルやビタミンCshot(注射)は一部として治療に用いられているが英語圏でビタミンCのIVはほとんど出てこない。

本間夫妻の著書にビタミンCの記載がまったく無い(訳書は別)のは判断材料として価値があるだろう。
ビタミンC点滴の利益を得るのは本当は誰なのか。




































この人は、この段階でヒドロコルチゾンhydrocortisone(日本だとコートリル)を寝起きwakingに20mg夕方eveningに10mg処方されている。
ステージで言えば3に足を踏み入れている感じ。

以下のステージ3から4にどっぷり浸っている人たちにもヒドロコルチゾンが必要なのではないだろうか。
ただ、ステロイド剤はほんとうにリスクをとらない場合が多い。






■ステージ4

一日中、きわめて低くなる。
この状況でフルタイムで働くのは不可能に思えるが、働けちゃう人もいる。
ゴルフに行けちゃう人もいるそうな。

ここまでくると日本で診てもらえそうなのは東京にある2、3箇所に絞られるかもしれない。
















(画像はネットから拝借)





stage2の段階でコルチゾールに目を向ける、アドレナルファティーグを疑える環境があるのが心底うらやましい。
15年位前に誰かが教えてくれていたら…。