沢山食べているのに栄養失調。ミネラルバランスを崩し、疾患の誕生


先人は口にしている食物が健康を大きく左右することをよく知っていました。
何百年もかけて蓄積された栄養にまつわる知恵はあっという間に消えてしまい、便利と勘違いされた時代に突入。

虫も食べないハンバーガーやアリも寄りつかないマーガリン、インスタント、加工食品、こんな手間のかからない品物は栄養でもなんでもありません。


愛情も感情も湧いてこない。母が忙しすぎるのか、仕事が大変なのか、お稽古に時間がかかるのか、沢山の理由と言い訳がのしかかるが、「切る、漬ける、混ぜる、煮る、焼く、保存する」これらの大切な命をつなぐステップが完璧にできなくとも絶対に忘れてはいけない。子供が大きくなったとき、カレーライスがレトルトパックでできていると本気で思うであろう。

食物やお魚、家畜に対しての恩恵は一体どこに行くのか?感謝の気持ちは母に対しても薄れていくだろう。


昔はごちそうだった「甘いお団子や精製された食べ物」はもやは、祝い事やお祭りのときに頂くといった感覚はなく、毎日食べられるようになった。

まさに飽食の時代。沢山食べているのに栄養失調。ミネラルバランスを崩し、疾患の誕生である。

粗末な食物によりエネルギーを失い、生きる情熱をなくしませんように。

ベジタリアンもビーガンもマクロビも、なんちゃらかんちゃらも、健康になる知恵が詰まっているだけで、信者になって体を壊しませんように。
自分が選ぶ食べ物が、今、自分にとっての必要な栄養でありますように。

何かの専門家に任せていると、自分の体の声が聞こえなくなります。食欲をそそる、ハーブやスパイスを使いましょう。


色彩豊かにしましょう。肉は楽しむ程度にしましょう。

運動しないから肉を食べる羽目になっていませんか?体を動かすことを忘れてしまって、肉が必要と思っている方がすごく多い。

牛や豚よりも鳥や獣肉に注目です。そして肉に、レモンやハーブ、ガーリック生姜、わさびなどが必要なことをぜひ知ってください。



一回の食事で体が消化吸収できる蛋白質の量には限界があります。

食べ過ぎないことです。肉や甘いもの、脂っこいものを欲求する時はちょっと気持ちを立て直しましょう。  


また運動しないと、良質なコレステロールは作られません。


何を食べるか、体格や体質、食品の組み合わせ、食べる時間、食べ物の温度、季節、嗜好、液体か固体か、病気か、そうでないか、もう一人一人にあった食べ方は違うでしょう。ベジタリアンになるのも、ビーガンになるのも、肉食になるのも、解毒経路があって、消化吸収、排泄がうまくいっている人は、それでよいのではないでしょうか。そういう方は、メンタル的にも安定し、そして、愛に満ちてお顔も穏やか。 睡眠が大事です。睡眠をしっかりとれば、腸内善玉細菌が増えてミトコンドリアを増やします。