キレーションしてもよくならない副腎疲労症候群


■重金属蓄積という「ゴミ箱診断」に納得するな


保険診療において、自律神経失調症という診断はゴミ箱診断らしい。
(その医師には)原因も治療法がわからない、という意味になる。



医師のプライドを守るためにある診断だ。


「規則正しい生活リズムとバランスの良い食生活」をしてください。
レベルが高すぎるアドバイスで笑ってしまう。





翻って、副腎疲労ならびに慢性疾患ではどうだろう。
「重金属蓄積)が医師の逃げ場になっているのではないだろうか。


キレーションに導かれてさっぱり成果が上がらない人、いっぱいいるでしょ。














■いつまで水銀を目の敵にすればいいのですか


身体に不調をもたらす重金属蓄積を客観的に分析できる検査は未だ無い。


しばらく通院してもまったく良くならない。
我慢してお金を払う。
患者も不審に思う。

そうなったときに、「重金属蓄積があるからよくならないのです」。

これがその場を逃れる最大の武器になっているのではないだろうか。


患者にとって、重金属という見えない敵は希望になる。
それが原因だといわれれば、とりあえず安心するのだ。



重金属の中でも副腎疲労を診る医師に人気なのは水銀である。






アマルガムが入っている/入っていた。
・ワクチン接種等であきらかに具合が悪くなった
・解毒遺伝子が脆弱


この3つに当てはまらない限り、水銀という逃げ道を医師に用意してはいけないのではないかと思う。




たとえ水銀が根本原因だとしても、それをどうにかしないと何も前に進まないというのは患者側からすれば耐え難い現実だ。




重金属を出そうとする準備をする中で症状が好くなっていくことはあるかもしれない。
そういう副産物もあるのかもしれない。
本当の原因が重金属蓄積ならば、それを出そうとする治療は慢性疲労のすべてをカバーできるといっても過言ではない準備だ。


ただ、改善が見られない状況をずっと重金属に預けるような思考停止の主治医は変えるか割り切るかしないと長引く。



英語で検索してみると、副腎疲労に関係する水銀はアマルガムか解毒遺伝子が主だ。
これらが当てはまらないのに水銀蓄積だと信じて忍耐していると時間とお金だけ過ぎていく。

ネットで日本語で水銀キレーションによって体調がよくなっていった人々はアマルガムが入っていた人しかみたことがない。

遺伝子脆弱で副腎疲労を誘発するほど水銀蓄積が強ければ、副腎疲労になるもっとまえに自閉症系の何かがおきているパターンが多いのではないだろうか。


あなたはアマルガムが入っていますか?
入っていましたか?
歯科医で働いていますか?
工場勤務ですか?

そうじゃないとき、水銀キレーションを過信して治らなくても医師は痛くもかゆくもありませんよ。




水銀が根本原因は悪い意味で患者を助けます。
希望を与えます。

良い意味で医師に売り上げをあげさせます。
臨床経験をつませます。








医師に治してもらおうと思わないこと。
医師免許がなければできないことの代理店と割り切ること。

治らなくても医師に責任はない。
治っても成功報酬を払う義務も無い。

患者と医師はそういう関係。



医師免許がなければオーダーできないことはあるが出てきた結果は医師免許がなくても自分自身に役に立たせることはできる。

視野を広く持つこと。