その銀歯がメタボと心臓病の原因だった マイケル・ジフ著 田中信男訳

その銀歯がメタボと心臓病の原因だった―口の中に水銀があった!!

その銀歯がメタボと心臓病の原因だった―口の中に水銀があった!!





アマルガム

アマルガム=水銀、銀、錫(すず)、銅、亜鉛などの合金




口の中にあると小型電池となって、電機を発生する

時間経過とともに、電気が帯電し、時々放電する

アマルガムから水銀蒸気の発生を活性化させる。
電気信号の栄養を受ける
脳や心臓を刺激する

脳や心臓に支障がおきる


携帯や電子レンジがアマルガムの発電活発






■水銀被爆により腎臓機能や腸内にも異変が!

通常は、善玉菌に殺される腸内微生物叢中の悪玉菌が、水銀によって強力となり、
腸内で増殖することを意味している。

腸内細菌の善玉菌と悪玉菌のバランスが健全であれば、身体が正常な解毒過程を通じて除去するので、
ほとんどの水銀が糞便中に排泄されるのである。
しかしながら、悪玉菌が水銀の影響で強くなる場合、今までは排泄されていたであろう水銀の多くはもはや排泄されない。
水銀の影響で、腸内の善玉菌の活動が阻害されることにより、重症の便秘になることがある。






■水銀の体外排出作用

人体がどれほどのスピードで水銀を体外排出するのか。
科学的には、一回で吸収された量の二分の一を体外排出するために必要とされる時間と表される。
これは「排出半減期」あるいは「半減期」と呼ばれる。

1回の摂取労の半分を体外排出するために、人体は30〜70日を必要とする。

平均的に人は一日に少なくとも17280回呼吸をする。
現在、歯科用アマルガムの詰め物をつめている人は毎日24時間水銀蒸気に曝されており、したがって、年間、微量の水銀を毎日、
1万7千回以上吸収していることになる。

時間杜と共に、排出よりも吸収が明らかに多くなり水銀は蓄積されていく。


■血液中と尿中の水銀濃度の計測値は、有効ではない

水銀は容易に脂肪(脂質)に溶け込み、血液から体内組織へと急速に移行している。
このため水銀蒸気に被爆しても、血液中の水銀濃度は低い場合がある。
しかし体内組織内には大量の水銀が蓄積されている可能性が大きくなる。
従って、血液中と体内組織では水銀濃度が一致しない。





◇訳者あとがき



■水銀アマルガム以外の水銀の源

水銀は魚から食べ物として人体に吸収されます。
また、不幸にも生後まもなく接種される予防注射やその後の予防注射にエチル水銀(アルミも含まれているーアルミも各種の金属中毒を引き起こす可能性が否定できない)が
含まれて居ます。

その結果、自閉症、言語遅延、LD、ADHDてんかんなどが予防注射を原因として発生することが疑われています。

現代の学童は、生後短期間に多数の予防注射を受けるので、それに含まれているエチル水銀や他の金属により免疫力が低下しているのです。
最近数年間、予防注射のあと、不幸にも亡くなられた子どもたちのことが報道されています。


今、子供たちの毛髪には信じられない程、高濃度の水銀が排出されています。
アメリカでは水銀を使用しない予防注射が開発され、その使用が増えるに従って従来の自閉症・各種神経症状の発生率が右肩下がりへと明らかに減少の兆候を。

数種類の予防注射が犠牲者をだすとすれば、共通の原因である防腐剤を疑うべきでしょう。



■人体中の各種蛋白質との結合

水銀は人体にあるタンパク質が持っている特定の成分ーースルフヒドリル基(SH基)=メルカプト基(水銀を捕まえるという意味)ーと優先的に結合し、
金属タンパク質を作り出します(本来そこにあるべきほかの元素や元素のグループの結合を許しません)。
その結果、その金属タンパク質は本来のタンパク質の働きをせず、身体の中の各種器官や組織、ホルモン、酵素に組み込まれたあとでは、
これらが正常に働かなくなる可能性があります。(甲状腺異常、糖尿病など)
また、金属と結合したタンパク質を含む器官や組織、ホルモン、酵素は体内の免役組織によって異物であり、攻撃の対象になります。
これが自己免疫異常の原因の一つではないかと考えられています。



■水銀、その他の成分の本来の悪影響・中毒

水銀アマルガムには水銀とその他の金属成分が含まれています。
またそれには不純物が含まれている可能性もあります。

水俣病で明らかになったように、メチル水銀は各種の脳・神経病の原因になります。
口の中の水銀蒸気は口の中で、また腸の中で細菌によりメチル水銀に変化することが科学的に明らかにされています。
厚生労働省は外国で過去数十年にわたって発表された歯科用修復材としての水銀アマルガムの有害性に関する論文を全て黙殺している。)

銅は、筋無力症の原因物質と考えられています。
口中の水銀アマルガムから出た銅による中毒、ジストニアの患者の写真がインターネットで検索できます。

銅を含め、水銀アマルガムの成分であるその他の金属も、それぞれ重金属中毒の原因物質であり、条件さえ整えば当然、超微量重金属中毒症状を呈することはありえることです。





アマルガム以外

歯の治療には水銀アマルガム以外にニッケル(実験動物にガンを発生させるためにニッケルを含んだ注射液を使用するほど強い発がん性がある)が多く使われます。
ニッケルは若年性乳がんダウン症の原因としても疑われる。

その他に、ベリリウム動物実験では肺がんを引き起こします。また自殺願望を生じさせる疑いもあります)
パラジウムベーチェット病の原因物質かもしれません)、
ローム、コバルト、鉄、ガリウム、などの金属が使用されます。

特にニッケルは歯冠、歯列矯正用の部レース、部分入れ歯、根管治療の支柱等にステンレスとして幅広く使用されています。

これらの金属を使用した器具は身体に望ましくない電気を発生させるととともに、唾液中に超微量の金属が溶け出て、
各種重金属中毒を引き起こします。




■各種金属の詰め物の取り去り

数多くの詰め物や歯冠を口中から取り去る場合、
①水銀アマルガム
②ニッケル
③金

の順に取り去るのが良い結果を生みます。
最後に歯の中に閉じ込めれた金属の有無をX線写真で確認します。


■重金属中毒

中毒も各種重金属が体外に排出されるに従って徐々に改善することが出来ます。
完治は不可能かもしれません。
口中の金属の詰め物や歯冠を全て取り去っても、既に人体に起こった変形や病変は完治することはないでしょう。



■根管治療

歯の口中に露出している部分が虫歯や破損により使用できなくなったとき、その歯の神経を殺し、
歯根に歯を支える金属を差し込む穴をあけ、そこに差し歯をする基礎を作ります。
その根管治療では使用する材料により口中の微生物が歯根の残った部分の超微細な管に入り込みます。
この微生物を抗生物質で滅菌することは管の直径が小さすぎるため不可能であり、微生物は空気無しの中で増殖し、
有害な排泄物を出し続けます。

(その銀歯がメタボと心臓病の原因だった マイケル・ジフ著 田中信男訳)