副腎疲労症候群の症状を伴っている過食症
摂食障害の方の原因の多くは、
体内でのエネルギー合成障害と、空腹・満腹中枢の混乱にあると考えています。
ダイエット方法が間違っていたために、極度の栄養バランス障害が起きたことがきっかけになっている方が殆どです。
また、ビタミンB群をはじめとした栄養不足が自律神経を過度に緊張させていることもひとつの原因です。
自律神経の緊張は副腎を疲労させますので、
副腎疲労症候群の症状を伴っている過食症の方は少なくありません。
男性の場合、女性に比べて、貧血など栄養不足よりは、ストレスと低血糖症の関与が高い場合が多いです。
■ドロドロ血液の原因は低体温だった
副腎疲労の人は、100%低体温です。
なぜなら、視床下部で認識されたストレス情報は、視床下部から自律神経ホルモン系、
両方に同時に伝達されていくからです。
そのため、副腎が疲れてしまったときには、自律神経のバランスも崩れ、
低体温になってしまうのです。ストレスは、自律神経とホルモン、両方のバランスを同時に乱してしまうということです。自律神経の乱れは、交感神経過緊張でも副交感神経過緊張でも
結果として低体温と血流障害を招くと説明しましたが
低体温と血流障害は同時に生じるので「低体温=血流障害」と考えることができます。
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