それでも、糖質制限は素晴らしい。
糖質制限≠タンパク質過剰摂取
私が思う糖質制限は毒を口にしないということだった。
毒をざっくりいえば→
単純炭水化物、小麦、ファーストフード、冷凍食品、加工食品、お菓子、ブドウ糖果糖液糖、など。
共通するのは精製炭水化物(白米、小麦)か精製砂糖、あるいは二つが必ず含まれていること。
こういう食べ物を口にしないという事を糖質制限というのだと思っていた。
何か身体によくないとされるものを「制限」する食事方法だと理解していた。
しかし、分子栄養学的治療を求めてくる人たちが行っている糖質制限というのは
少し様子が違うようだ。
糖質制限で具合が悪くなった人たちの糖質制限の意味を想像するに恐らく
「動物性タンパク質中心の食事にする。」。
昔、クレヨンしんちゃんでみさえがダイエットのために低脂肪牛乳ばかり飲んで結局体重が増えたという話を思い出した。
何事もやりすぎればおかしい反応を返してくれるのが身体のすごいところ。
糖質制限と動物性タンパク質を多く摂取することがイコールになっていることにびっくりした。
糖質制限の意味は要らない食べ物を「制限」することであって、
動物性タンパク質を「食事の中心に据える」ことでは決して無いはず。
私が理解していた糖質制限の意味。
毒を口にしなければ、高タンパク質を中心にする必要はない。
お肉やお魚や卵だけでなく、野菜も海草も大豆もオートミールもココナッツオイルもエクストラバージンオイルもフラックスオイル、それ以外にも毒以外。
毒を排除すればよい。
食べるものを動物性タンパク質に縛る必要はない。
毒を排除すること≠高タンパク質を食事の中心に据える。
それなのになぜたとえば、
だと思い込んでしまうのだろう。
不思議だ。
糖質制限は素晴らしい。
なぜなら、生来、人間の身体に必要のない物を口にせずに済むのだから。
ちなみに糖質を欲しがる理由は、
「糖質を食べているから」で十分なのでは。
糖質(主食。白ご飯、パン、麺など)を毎日食べることに何の疑問も持たずに生きてきた習慣。
根付いている食習慣。
そこを疑ってみて、それでも糖質が欲しくなるときには何らかの糖質を欲しくなる理由があるのでしょう。
身体が即座にエネルギーを求めるような状態そしてそれを身体自身でカバーできなくなっているような病態。
糖質を求めてやまないことも、
タンパク質で具合が悪くなることも、
身体からのメッセージです。
タンパク質摂取と証して、たとえば、
市販のハンバーグ(加工食品)を摂取しているとしたら何とも残念な話だ。
糖質制限で出てくるのは糖質(炭水化物)とタンパク質だけ。
なぜ脂質が入ってこないのか。