交感神経系とフェリチン不足


血糖値、血圧が上がって行かないのは、もちろん副腎疲労によるコルチゾールが適切に働いていないからだろう。

これはいうまでもない。
あとは、自律神経失調っていうはなしもある。


ただ、である。

もう一つ、大きな原因。
アドレナリン、ノルアドレナリンが作れない。

交感神経系であるアドレナリン、ノルアドレナリンは血糖値を上げ、血圧を上げてくれる。
しかしながら、鉄欠乏性貧血では、L−チロシン→L−ドーパの段階でつまづいてしまい、その後のドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンが作られないのだ。

セロトニンについては、5HTPを直接摂取すれば、なんとかVB6だけでセロトニンを作ることは出来る。
(L−トリプトファン→5HTPには、葉酸、鉄、ナイアシンが必要)


カンジダ菌がいて、腸に炎症が起こっているうちは、身体は鉄分を吸収しようとしない。
だから、(隠れ)脂肪肝があってフェリチンが19しかない私は、恐らく、L−ドーパを作り出すことができずにいるのだろう。

そして、補因子としての鉄がないので、交感神経系が刺激できず、血糖値は低いし血圧は低いし行動力が湧いてこないのだろう。
(慢性的なエネルギーの枯渇、みたいなのはTCA回路には鉄が必要って言うATP問題の方が大きいとはも思う)