保険の銀歯にはパラジウム

保険の銀歯にはパラジウムが入っておりこれが水銀以上に悪さをするという説があります。
現代人は水銀以外でもアルミ、ヒ素、鉛はたまりやすいと思います。

http://ameblo.jp/kabasan0917/entry-11563911789.html



今日はパラジウムについてです。
日本でもようやく水銀の体内環境への影響が市民レベルに認知されるようになってきましたね。

パラジウムはあまり馴染みのない金属かもしれませんね。
でもきっと多くの方がパラジウムのお世話になっているかもしれません。

そう、虫歯の治療で歯にあけた穴を埋める合金にパラジウムが使われています。

アマルガム合金に使われる水銀だけでなく最近はパラジウムの配合比率が多いんです。
パラジウムは水銀と同様に歯の治療で使用される詰め物(アマルガム)に使用されており、
一般的なアマルガムの中には70%ほどのパラジウムが含まれているものがありました。

パラジウムは胃腸において吸収され水銀と同様に細胞機能を阻害します。
パラジウムは水銀より有毒であるかもしれません。

中毒の初期症状としては、舌の熱傷感、疲労、リンパ節膨張、過度のだ液分泌、口内の異常冷感覚、
アレルギー症状、頭痛、赤目などが報告されています。

また体内毒性が進むことにより歯茎および舌の腫れと麻痺、気管支炎、体重減少、筋肉と関節の痛み、耳鳴り、
不整脈、記憶損失、及び、過度の発汗が報告されています。
ニッケルに対するアレルギーを持っている方はパラジウムにもアレルギー反応を示します。

パラジウムの体外排泄を促すためには抗酸化物質としてのビタミンC、ビタミンEの摂取を増加させるとともに、
α-リポ酸(チオクタン酸)、グルタミン酸の摂取は解毒作用があります。

パラジウムは水銀のように体温くらいの低い温度では蒸発しないため、日本人でもパラジウムの体内蓄積濃度が高い人は稀です。
ただし、歯科医、歯科クリニック従事者では蓄積が高い人は少なくありません。




パラジウムは水銀、銀同様に加工しやすく腐食しに憂い金属なので、様々な加工用途で我々の生活環境の中で使われているようですね。
経皮毒になるかについては詳細の知識がありませんが、カナダやアメリカではパラジウムに対するアレルギー症状が報告されていることを考えると可能性はあると考えます。



歯科技工士さんから聞いた話では、欧州ではパラジウム合金を歯科治療に使うと訴訟の対象になるんだそうです。
日本では金の使用量を減らすために代用金属としてパラジウムが、保険の歯科用金属には入れられていますね。
超伝導パラジウムが使われて、すっかり値上がりしたので、あまりお得感はなくなってきましたが…



アメリカのいくつかの州、カナダではどんな金属を使うかを患者に事前告知し、
血液検査でその金属が反応しないことを確かめてから使わないと多額の訴訟がおきることになりますね。

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