フェリチン値を調べたい皆様へ




テレビを観て「フェリチン値を知りたい!」と考えていて、すぐにでもかかりつけの内科に行こうかと思っている方に申し訳ないのですが一つ忠告。
どこのクリニックでも「はい、じゃあ調べましょう」とはならない、ということを前提に足を運んだほうが良いかと思います。



■ヘモグロビン全能世代にフェリチンを頼めるか!?

特に、地方の高齢のお医者様のクリニックでは、かなり難しいと思います。
なぜなら、「貧血=ヘモグロビン値」という教科書を信じて今まで医者をしてきて、それなりに得てきたものが年配のお医者様には、たくさんあります。

ですから、「貧血=ヘモグロビン」以外の論を受け入れることはなかなか難しいことなのです。
老人になればなるほど自己否定を嫌がり新しいことを取り入れることを拒むようになります。


5年くらいのタイムラグがあってフェリチンが一般に知れ渡るのはいい事だと思いますが、
既存の保険診療クリニックにしてみればイイ迷惑なのです。
なぜなら、新しいことに取り組まなくとも十分、利益を上げられているからです。
今のままで儲かっている地方の医師看護師はもう、何も新しいことなど、したくないのだから。


新しいことをしなくても儲けていたいから混合診療に反対しているわけで。


今のまま、むかしの教科書のまま、保険診療で認められている項目だけ、で十分彼らは医療者としての任務を果たしているし財政的にも潤っているのです。
ですので、わざわざ、保険外の項目まで検査してくださる、地方の高齢のお医者様は、そうは居ないという前提で近所のクリニックを訪ねることをお勧めします。

血清鉄とUIBCまで調べてくれたら、まだ良いドクターであると呼べちゃうレベルが、地方のクリニックには存在していると思います。




自分の専門科目で教科書どおりにならない症状が出た場合、
心療内科を紹介しますから」と自分の中にあるパターン以外の患者は全て精神のせいに出来る時代が訪れています。

全てのお医者様が時代に合わせて変化しているとは思わないほうがよろしいかと思います。




都会の方、あるいは地方でもフェリチンを調べてくれるクリニックがあるという県の皆様は
少しお高いと思いますが、保険外の血液検査をオーダーするとフェリチンを確実に調べてくださると思います。


なるべく、サプリを売りつけられないところがよいと思いますし、鉄分を買わされるならヘルシーパスさんの取り扱いがあるところが良いかと思います。


まぁたとえ非ヘム鉄でも上手に摂取すれば問題ないと思いますが。







そもそも論として鉄分が足りないから鉄分を補えば、万事解決っていうラッキーパターンはハーディリーハプンだと思いますけどね。