血液検査でスルーした、そのミネラル。オリゴスキャンなら…

マグネシウム(Mg)とアエン(Zn)を例に

血液検査

※レンジ
Mg1.9〜2.5
Zn64〜111


オリゴスキャン

※レンジ
Mg30.5〜75.7
Zn125〜155


血液検査では正常値の範囲の中と上の間くらいの値を示している。
しかし、オリゴスキャンでは、正常範囲内のかなり下位の値を示している。
(もちろん、同日に行った検査です)




■「血液検査で問題なし!」は問題あり(かも)

血液中のマグネシウムを計れば、マグネシウム潜在的欠乏は確められる(血液中のマグネシウムのレベルが低下する状態は、マグネシウム欠乏が明確な病気の症状として現われる段階にならないと出て来ない)。

(栄養療法事典 メルビン・ウァーバック 日本評論社

通常亜鉛の血清値は130〜110(μg/dl)で、90(μg/dl)以下では亜鉛欠乏といえます。しかし亜鉛血中濃度調節機構によって摂取量に関わらず亜鉛血中濃度は一定に保たれるため、亜鉛の血清値は亜鉛欠乏の良いマーカーとはいえません。つまり、亜鉛の血清値が正常でも亜鉛欠乏の可能性は否定できません。

http://www.clinica.jp/?post_type=keyword&p=322






血液検査で合格ラインだからスルーしていたミネラルが実は、
治療にとても必要なピースだったとしたら
何だか残念な気持ちになる。
裏切られた(誰に?)気持ちになる。









亜鉛欠乏は血液検査のいくつかの項目を複合的に読み取れるドクターがGPならば判断してもらえるかもしれない。
マグネシウム欠乏は患者側の訴える症状から読み取れるドクターならば診断してくれるかもしれない。


亜鉛は血液検査というデータを元に読み解き方が確立されつつあるから、良いが、ある症状からマグネシウム欠乏に辿り着くドクターが日本にどれだけ居るのか?ということを思うと、マグネシウムに関してもデータがあるとありがたいかなぁ〜と。











マグネシウム亜鉛の大切さは他の場所に譲ります。
が、酵素の補因子として考えただけでも、
マグネシウムは300種類、亜鉛は200種類に関わっているといわれています。
この二つが必要な全ての場所に供給できる量が体内に無いとしたら、どうなるかわかりますよね。。







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EDTAの経口摂取は蓄積した重金属を排出しない。一緒に食べた物の中に含まれるものを蓄積させない効果はあるが滞留したものは出さない、らしい。
EDTAを使うなら点滴か座薬とのこと。


人間の尿はアルカリ性が望ましい。