敗血症(菌血症?感染症??)としてのカンジダ菌


◎考察

『腸壁のカンジタ菌が、腸という出発点から血液に乗って全身へ。』

敗血症というのか菌血症というのか感染症というのか、医学的なことはさっぱり分からないが次のように考えた。
カンジダ菌が血液に乗って身体中に巡る。そのことは身体に不調をもたらす。だって真菌がいるんだから。
LGSの原因がカンジダ菌なのかカンジダ菌がいるからLGSになるのか、どっちが正しい機序なのかはわからないが、カンジダ菌とLGSがセットなのであれば、腸を本来通過すべきでないカンジダ菌が腸を通過し腸で作られた血液に乗って全身に巡らされて思考を鈍くし体調を悪くしているのではないだろうか?


カンジダ菌は常在菌なのだから誰にでも居るらしいのだけど、ここで「カンジダ菌がいる」というのは身体に良くない影響を与えるカンジダ菌が存在しているという意味で用いている。









○概要

カンジダ菌がいることで腸の機能が落ちて栄養が届かない。
このことも確かに慢性疲労の原因になるだろう。
ただ、それだけじゃない。カンジダ菌という感染が全身に巡っているからこそだるいのだ。敗血症としてのLGSについても考えていきたい。

















●引用開始






カンジダ菌は腸壁だけを攻撃するような印象を持ったが…

口腔、食道、胃、腸、皮膚、膀胱、尿路、肺、気管、気管支、肝臓、腎臓、心臓、脾臓膵臓、脳、前立腺など、いろいろな場所に増えます。
カンジダ菌の問題は割りと多くの方に見つかります。

http://kawase.my.coocan.jp/topic13.html





腸に穴が開くと、その穴から血液中に未消化物や菌が流入します。
これらは本来、血液中にあってはならないもの、つまり栄養ではなく毒素です。

消化されなかった未消化物は、腸壁に付着し腸壁が炎症を起こします。
また、その未消化物をえさにするカンジダ菌が大腸からやってきて小腸で繁殖します。
そうすると、腸壁が傷ついたり薄くなったり、場合によっては、腸に穴が空いてしまいます。





SIRSや全身性炎症反応症候群とも呼ばれる敗血症は、治療の難易度がとても高い病態です。

敗血症とは、細菌が血液の中に流れ込み、生命を維持するための重要な臓器が傷害されていく病気のことです。
全身に菌が広がり体の各所で炎症が起きることから、全身性炎症反応症候群(SIRS)とも呼ばれています。

敗血症は主に、感染症にかかっている臓器から血液へと菌が侵入したり、
滅菌処置が不十分な医療器具を治療に用いたりするといった経緯で起こりますが、ごくまれに犬などのペットから感染されて発症するケースもあります。
なお原因となる基礎疾患や病原菌の種類、医療処置などについては以下の通りです。


敗血症を引き起こす病原菌
グラム陽性球菌…黄色ブドウ球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、表皮性ブドウ球菌
グラム陰性桿菌……大腸菌、クレブシェラ菌、緑膿菌
真菌……カンジダ


血液中に病原菌が存在していることを菌血症といいます。
血のなかに菌があると聞くと大事のように感じられるかもしれませんが、人体は少数の菌であれば排除できる能力を持っているので、
この状態のときは特に何の症状も表れないので心配はいりません。
しかしさまざまな原因で免疫力が低下している場合は、細菌が増殖してしまい重い敗血症へ移行することがあるので油断は禁物です。

http://ksskcare.com/d05haiketsusho.html







イースト菌(カンディダを含む)とクロストリディア菌族です。
これらの病原体細菌叢は自らのやり方で食物を消化し、大量の有毒物質を生成し、それが血管に吸収され、脳に運ばれ、血管脳関門を通っていきます。
有毒物質の数と混合の状態は非常に個別で、異なる神経的精神的兆候を表します。

http://shaunsvillage.blogspot.jp/p/blog-page_29.html








腸内細菌がつくりだしているビタミンB群が不足するため、口角炎を起こすようになりアトピー性皮膚炎は悪化します。
口角炎はカビや細菌の感染を起こして治りにくくなります。
アトピー性皮膚炎や喘息、じんましんなどでお腹が痛いとか下痢をするなどの腹部症状は軽いか、まったくありません。
抵抗力が落ちているため、これらのカビや病原性細菌を腸管内から追い出すことができずにいるようです。

つまりカビ菌(カンジタ菌)が腸から漏れるため、排泄されず、菌の毒素が色々なアレルギー症状を引き起こすそうです。

体から刺激物質が出ているようだと問い合わせたところ、体に合わないものを摂ればイヤな汗が出るのと同様のことだそうです。
関節痛も倦怠感もカビ菌が栄養を吸収してしまい、栄養不足になり起こる原因と考えられるそうです。
そして鬱症状に関しても、脳の栄養となる糖質がカビ菌の栄養となり、セロトニンが出ないために起こる鬱という症状になるそうです。

http://coppelian110.blog.fc2.com/blog-category-3.html




カンジダ症は、モニリア症や酵母感染症とも呼ばれ、カンジダ・アルビカンスをはじめとする数種類のカンジダ属の真菌が起こす感染症です。

最もよくみられるタイプは口、腟、皮膚の表面の感染症で、白や赤の斑点が生じ、かゆみや刺激感、またはその両方を引き起こします。


免疫機能が低下している人では、食道や他の内臓に重い感染症が起こることがあります。



カンジダは皮膚、腸管、女性の生殖器周辺に普通に存在しています。通常は、このような部位で症状を起こすことはありません。
しかし、この真菌がときに皮膚(真菌による皮膚感染症: カンジダ症を参照)、口の粘膜(唇と舌の病気: 不快感、歯周病: 感染による歯肉炎を参照)、
腟(腟感染症と骨盤内炎症性疾患: 腟感染症の基礎知識を参照)に感染症を起こす場合があります。
主に免疫機能が低下している人などでは、血流に乗って(カンジダ菌血症)、心臓弁、脾臓(ひぞう)、腎臓、眼などの体の他の部位にカンジダ症が広がることがあります。
治療しなければ、進行していきます。

http://merckmanuals.jp/home/%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87/%E7%9C%9F%E8%8F%8C%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%80%E7%97%87.html








Leaky Gut Syndrome(LGS)とは、病気の症状を表すいわばニックネームのようなもので、LGSそれ自体は病気ではなく本来は、
「腸から栄養素や食物分子などが体の内に漏れて侵入してしまう」(英語ではIncreased intestinal Permeabilityと言う)状態を通称としてこのように呼んでいる。
LGSは、多様な疾患の引きがねにもなるが、その原因もまた様々な背景がある。

○ LGSによって引き起こされる病気や症状


・ニキビ・老化・免疫不全症候群・アルコール中毒・アレルギー・関節炎・ぜんそく自閉症
小児多動症クローン病・嚢包性繊維症・湿疹・食物性アレルギー・アトピー性皮膚炎・蕁麻疹・
炎症性大腸炎・腸内感染・過敏性大腸炎・栄養吸収障害・化学薬品過敏症・膵臓機能障害・乾癬・リウマチ・統合失調症
潰瘍性大腸炎・腹痛・恐怖感・夜尿症・慢性的な吐気・慢性的筋肉痛・錯乱・
便秘・下痢・慢性疲労・原因不明の熱発・消化不良・免疫力低下・膣感染症・皮膚の荒れ・重金属中毒症・不眠症骨粗鬆症・ドライアイ

 

ひとたびLGSに陥ると、腸の機能障害による吸収が阻害されるだけでなく、
血中を流れる毒素や細菌を解毒するために肝臓の解毒能力の負担が増大する。 これによって、混乱、記憶損失、または、顔の膨張のような徴候が現れる。

http://www.nutweb.sakura.ne.jp/webdemo/Jlgs.htm





カンジダ菌という菌をご存知でしょうか?

カンジダ菌の写真普通に人間の腸内にいる菌の一種で、真菌類(カビの仲間)に分類されている菌です。

カンジダ菌そのものは腸内にいても特に悪さをする事はありません。

ですがカンジダ菌が過剰に増え過ぎてしまうと、様々な不定愁訴や、慢性症状の原因になってくる事があります。

その様な状態を慢性カンジダ感染といい、慢性症状の大きな一因になっています。

慢性カンジダ感染による身体症状

カンジダ菌が過剰に増えることによる疾患には以下のようなものがあります。


【全身症状】
甘い物が異常に欲しくなる・慢性頭痛・化学物質過敏症低血糖症・アレルギー症状・強い倦怠感(慢性疲労)・
皮膚炎(アトピーなど)・筋肉や関節の痛み・神経炎・集中力の低下・記憶障害・震え
【胃腸の問題】
食欲不振・慢性的な便秘や下痢・食物アレルギー・腸炎・消化不良・腹痛・吐き気・リーキーガットシンドローム(LGS)
【中枢神経系の問題】
不眠症・情緒不安定・抑鬱症状・学習障害・多動・感情不安定・唇と足のうずき・多発性硬化症・重症筋無力症・集中力の低下
【頭部や頚部の問題】
めまい・耳鳴り・頭痛・聴覚障害・皮膚炎・無感覚・記憶障害
【その他】
PMS等のホルモン異常・副鼻腔炎・膀胱炎・前立腺炎・腎炎

今現在これらのような慢性症状に悩まされていて、なかなか症状が改善しない場合、カンジダ真菌が原因かもしれません。

特にリーキーガットシンドローム(LGS)を引き起こしてしまうと、身体の不定愁訴は著しく悪化するので、しっかりとしたケアを行う必要があります。


カンジダ菌の異常繁殖による症状に、
強い倦怠感(慢性疲労)・不眠症・情緒不安定・抑鬱症状・感情不安定など自律神経失調症うつ病といった精神疾患と同じようなものがあります。

その為、カンジダ菌の異常繁殖によってこれらのような症状をお持ちの方が医師の診察を受けると、
自律神経失調症」「うつ病」といった精神的疾患の診断を受け「抗うつ剤」を処方させることになります。

ですがこれらの症状の原因はカンジダ菌の異常繁殖による毒素の影響ですので、抗うつ剤を飲んでも症状は改善しません。

それどころか、抗うつ剤を飲む事によって、正常だった脳内のセロトニン等の分泌が低下し、本当のうつ病になってしまうことにもつながります。





カンジダ菌が繁殖する場所としては、

【男女共通】
副鼻腔・口腔内・胃・胆のう・胆管・小腸・大腸・肛門

http://www.clea-chiro.com/chiro1/physio/biochemical2.html










●治療
現在、日本で使用可能な抗真菌薬は、アムホテリシンB(AMPH)、フルシトシン(5-FC)、アゾール系のミコナゾール(MCZ)、
フルコナゾール(FLCZ)、イトラコナゾール(ITCZ)のほか、ミカファンギンナトリウム(MCFG)の6薬剤のみです。
FLCZが最も広く使用されていますが、C.krusei、C.glabrataは著しくFLCZ感受性が低いです。
近年、AIDS患者からは本剤耐性C.albicans株が分離される例が増えています。

http://blogs.yahoo.co.jp/comoson2000/62364074.html








■ナイスタチンの効能

アムホテリシンB製剤、ボリコナゾール製剤、ミコナゾール製剤は、アスペルギルス、カンジダ、クリプトコッカスといった病原真菌の発育を抑える効果があり、おもに消化管カンジダ症の治療に用いられます。腟錠もあり、外陰腟(がいいんちつ)カンジダ症の治療に使われます。

 ナイスタチン製剤は、腸、口腔(こうくう)、腟、皮膚などにおこったカンジダ症の治療に効果があり、また、抗生物質を使用し続けた場合に発生するカンジダ症(モニリア症)の治療にも有効です。とくに、消化管カンジダ症の治療に使われる薬です。

 イトラコナゾール製剤は、内臓真菌症、表在性・深在性皮膚真菌症に、フルシトシン製剤、フルコナゾール製剤は、体の内部(肺や消化管など)におこる真菌症の治療に効果がある薬で、真菌血症、真菌性髄膜炎、呼吸器真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症などの広範囲な病気の治療に用いられます。とくにフルコナゾール製剤は、従来の抗真菌剤の「副作用が多く、再発しやすい」という欠点を改善した薬で、効力とともに安全性も高くなっています。

 塩酸テルビナフィン製剤は、外用抗真菌剤では治療がむずかしい場合に限って用いられる内

ナイスタチン製剤以外の薬では、肝障害、血液障害などがおこることがあります。医師から検査を指示されることがあるので、必ず受けてください。

概説

真菌(カビ)を殺菌するお薬です。カンジダという真菌が原因の病気に用います。


作用

カビの仲間を専門的に“真菌”といいます。カンジダは人の体に住み着く代表的な真菌です。
体の抵抗力が落ちている人では、消化管など内臓で異常増殖することがあります。



このお薬は、カンジダを殺菌する抗真菌薬です。真菌の細胞膜の働きを失わせ、死滅させる作用があります。消化管カンジダ症の治療に適応します。


特徴 ポリエンマクロライド系の抗生物質です。飲んでも、体内にほとんど吸収されないので、消化管以外の真菌症には効果がありません。
最近は、他の新しい抗真菌薬の処方が多く、使用される機会は少ないです。

【備考】

効能 •有効菌種..カンジダ
適応症..消化管カンジダ症。



副作用 体内にほとんど吸収されないので、副作用は少ないです。人によっては、吐き気や食欲不振などの胃腸症状がみられます。もし、発疹がでたときは、いったん中止し医師に連絡してください。

http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se61/se6171001.html