自律神経失調症と首(頚椎)の切っても切れない関係













【頚椎1番】脳の活動を活性化する。

脳や目の疲れ。糖尿病等の疾患と関連があります。
ストレスによる食欲低下・胃痛・過食の症状がある人は
腰椎が硬くなっていることが多いので、
よくほぐすと症状改善が期待できます。

アトラス(頚椎1番)のズレによっても胃に問題が現れます。
脳神経の中の迷走神経が頚椎を通り、各内臓につながっている(もちろん胃や腸にも)ためこの神経を圧迫しますと、胃潰瘍の原因になったりします。


胃の神経は、胸椎の8番から出ている為、胸椎の歪みを改善することが大前提です。

【頚椎2番】脳の血液配分を司る中枢であり、首の筋肉の動きをコントロールしている。

寝違いや腎機能、泌尿器と関連があります。
寝違いの際には頚椎が硬くなります。
その他、酸欠状態や頭に血液が行かないような状態のときに、頚椎が硬くなります。


歯科治療で、抜歯をしますと頸椎2番がズレて頭に影響が出ることがあります。



【頚椎3番】迷走神経の中枢で、五臓に関係する。

迷走神経とは、脳神経のひとつで脳幹から腹部までの間を通っている
人間にとって最も重要な神経です。
このとても大切な神経と関係が深いので、頚椎3番も非常に大切な骨です。

頚椎三番は主に鼻・肺・目に関係しており、延髄からは鼻粘膜に直接作用する。
また、胃腸や肝臓、脾臓膵臓・腎臓の働きにも関係があります。
迷走神経の中枢で肝臓、脾臓、腎臓、肺、胃に関係する。
迷走神経とは脳神経の一つで、主に自律神経系の副交感神経と関係が深い神経 です。内臓(胃腸や心臓、血管など)に分布しておりヒトの生命活動に直接関 わっている神経です。

また、鼻とも関連があり、
アレルギー性鼻炎等鼻に問題のある人はこの部分が硬くなります。

さらに、呼吸器系と関連のある頚椎4番と隣接している影響で、
声が出ずらいという症状を持った方も、この部分が硬くなります。

最後に、甲状腺とも関連があることが知られています。





【頚椎4番】呼吸器系の中枢である。

横隔膜と関係あり、しゃっくり呼気中枢と関係があるといわれています。

気管支炎や喘息、風邪による声の出ずらさなどと関連があります。
その場合、この部分をほぐし緩めると症状が緩和します。
また、肩関節とも関連があり、
肘・上腕・肩のあたりからアゴにかけての痛みもこの部分をほぐすことで改善されます。


※ 首のゆがみで頚椎4番から出ている横隔神経を刺激して横隔膜の位置異常により、
  胃を横隔膜(人体最大の筋肉)で圧迫して胃痛や胃の機能不全につながります。






【頚椎6番】呼吸器系・迷走神経の中枢である。

頚椎3,4番と同じく、呼吸器系や迷走神経と関連があります。
喘息や息切れの症状があるとき、この部分をほぐすと改善します。

【頚椎7番】血管を(特に迷走神経周辺の動脈を中心に)コントロールしている。

頚椎の中で最も大きな骨で、すべての臓器の動脈を支配しています。
高血圧や低血圧、動脈硬化などと関連があり、この部分をほぐすことで改善します。
また、鼻血を止める効果もあります。




T1(胸椎1番)の調整は冠状動脈の異常に効果

胸椎1番の調整は、心臓の電気パルスの異常に関連していると考えられています。
心臓を支配しているのは脳幹部ですが、首の神経、背中の神経からも心臓に向かい自律神経が伸びています。

特に自律神経の交感神経は、胸椎1番〜腰椎2番の間から走行した繊維が、全身をつかさどります。
これらの脊椎の精度の高い調整は、心臓によい影響があると考えられています。

また、上部の胸椎は心臓を取り囲み、心臓や大動脈などの位置に非常に影響があり、これの調整は、不整脈や診断のつかない息苦しさなどに非常に効果を発揮する事が多いです。




T2(胸椎2番)の調整は心臓の異常に効果

胸椎2番の調整は、心臓自体によい影響を与えるといわれてます。
突然の動悸や心臓に感じる痛みなど、診断のつかない症状は、ここの調整が効果を発揮すると考えられています。当然、心臓に自覚症状があったなら、メディカルチェックがまず先です。その上で脊椎の調整を併用するとよい結果が出ることが多いです。






T3(胸椎3番)の調整は呼吸器系に効果

胸椎3番の調整は、呼吸器系に関連しています。
メディカルチェックで感染症などの異常がないのに、咳が出て止まらない、何となく息苦しい、肩が張る(痛い)などの症状は胸椎3番が原因かもしれません。









T4(胸椎4番)の調整は胆のうに効果

胸椎4番の調整は、胆のうの異常に関係しているといわれています。
お腹が張ったり、気持ちが悪くなるなどの症状が出て、胆のうの病気をチェックしても異常がない場合は、
胸椎4番の調整で気分が楽になる事が期待できます。
胆のうに病気が見つかっても、この調整を併用していく事は、病状回復の手助けになります。





胃を支配する脊髄神経は、第4胸椎〜第5胸椎と関連がありますから、
いつも背を丸めているような人は、その姿勢で胸椎の神経を圧迫し、胃の機能に大きな負担をかけているわけです。




T5(胸椎5番)の調整は胃の不調に効果

胸椎5番の調整は、胃の不調に対して効果を発揮します。
メディカルチェックにて、潰瘍や腫瘍や胃炎、その他の異常が見当たらないにも関わらず、調子が優れないなどの場合、
脊椎の調整が効果を発揮する事が多いです。潰瘍などの症状があっても、病院治療と併用する事で効果は高まります。



胸椎の5番は胃の働きと関連がありますので、その部分に気が不足すると、胃の調子が悪くなることがあります。



胃とつながっている神経は、脳から出て環椎(首の一番上の骨)の前を通って、内臓全般につながっている
副交感神経の迷走神経と、胸椎(背中の骨)の5番あたりから出ている交感神経があります。


座り仕事や前かがみが多い人は必ず、横隔膜に胃が圧迫されます。








T6(胸椎6番)の調整はすい臓不調に効果

胸椎6番は、すい臓と関係しているといわれています。
メディカルチェックで、すい炎やその他の異常がない場合は、脊椎の調整が自覚症状を取り除く大きな手助けとなる事が多いです。糖尿病の治療にも、胸椎6番は効果を発揮します。


胸椎六番は胃の働きと直結していて
胃酸の分泌に関係の深いところなのです












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■頚椎

1番〜7番までの頚椎が、
それぞれどんな役割をしているのかを説明していきます。

【頚椎1番】脳の活動を活性化する。

脳や目の疲れ。糖尿病等の疾患と関連があります。
ストレスによる食欲低下・胃痛・過食の症状がある人は
腰椎が硬くなっていることが多いので、
よくほぐすと症状改善が期待できます。

【頚椎2番】脳の血液配分を司る中枢であり、首の筋肉の動きをコントロールしている。

寝違いや腎機能、泌尿器と関連があります。
寝違いの際には頚椎が硬くなります。
その他、酸欠状態や頭に血液が行かないような状態のときに、頚椎が硬くなります。



【頚椎3番】迷走神経の中枢で、五臓に関係する。

迷走神経とは、脳神経のひとつで脳幹から腹部までの間を通っている
人間にとって最も重要な神経です。
このとても大切な神経と関係が深いので、頚椎3番も非常に大切な骨です。

頚椎三番は主に鼻・肺・目に関係しており、延髄からは鼻粘膜に直接作用する。
また、胃腸や肝臓、脾臓膵臓・腎臓の働きにも関係があります。
迷走神経の中枢で肝臓、脾臓、腎臓、肺、胃に関係する。
迷走神経とは脳神経の一つで、主に自律神経系の副交感神経と関係が深い神経 です。内臓(胃腸や心臓、血管など)に分布しておりヒトの生命活動に直接関 わっている神経です。

また、鼻とも関連があり、
アレルギー性鼻炎等鼻に問題のある人はこの部分が硬くなります。

さらに、呼吸器系と関連のある頚椎4番と隣接している影響で、
声が出ずらいという症状を持った方も、この部分が硬くなります。

最後に、甲状腺とも関連があることが知られています。





【頚椎4番】呼吸器系の中枢である。

横隔膜と関係あり、しゃっくり呼気中枢と関係があるといわれています。

気管支炎や喘息、風邪による声の出ずらさなどと関連があります。
その場合、この部分をほぐし緩めると症状が緩和します。
また、肩関節とも関連があり、
肘・上腕・肩のあたりからアゴにかけての痛みもこの部分をほぐすことで改善されます。

【頚椎5番】甲状腺ホルモンの中枢である。

高血圧や胃腸・肝臓の機能と関連があります。
それらの症状はこの部分をほぐすことで改善します。
また、乳腺症・乳がん・カルシウム不足とも関連があります。




【頚椎6番】呼吸器系・迷走神経の中枢である。

頚椎3,4番と同じく、呼吸器系や迷走神経と関連があります。
喘息や息切れの症状があるとき、この部分をほぐすと改善します。

【頚椎7番】血管を(特に迷走神経周辺の動脈を中心に)コントロールしている。

頚椎の中で最も大きな骨で、すべての臓器の動脈を支配しています。
高血圧や低血圧、動脈硬化などと関連があり、この部分をほぐすことで改善します。
また、鼻血を止める効果もあります。

http://healthjournal.jugem.jp/?eid=17






■胸椎〜腰椎

T1(胸椎1番)の調整は冠状動脈の異常に効果

胸椎1番の調整は、心臓の電気パルスの異常に関連していると考えられています。
心臓を支配しているのは脳幹部ですが、首の神経、背中の神経からも心臓に向かい自律神経が伸びています。

特に自律神経の交感神経は、胸椎1番〜腰椎2番の間から走行した繊維が、全身をつかさどります。
これらの脊椎の精度の高い調整は、心臓によい影響があると考えられています。

また、上部の胸椎は心臓を取り囲み、心臓や大動脈などの位置に非常に影響があり、これの調整は、不整脈や診断のつかない息苦しさなどに非常に効果を発揮する事が多いです。




T2(胸椎2番)の調整は心臓の異常に効果

胸椎2番の調整は、心臓自体によい影響を与えるといわれてます。
突然の動悸や心臓に感じる痛みなど、診断のつかない症状は、ここの調整が効果を発揮すると考えられています。当然、心臓に自覚症状があったなら、メディカルチェックがまず先です。その上で脊椎の調整を併用するとよい結果が出ることが多いです。






T3(胸椎3番)の調整は呼吸器系に効果

胸椎3番の調整は、呼吸器系に関連しています。
メディカルチェックで感染症などの異常がないのに、咳が出て止まらない、何となく息苦しい、肩が張る(痛い)などの症状は胸椎3番が原因かもしれません。












T4(胸椎4番)の調整は胆のうに効果

胸椎4番の調整は、胆のうの異常に関係しているといわれています。お腹が張ったり、気持ちが悪くなるなどの症状が出て、胆のうの病気をチェックしても異常がない場合は、胸椎4番の調整で気分が楽になる事が期待できます。胆のうに病気が見つかっても、この調整を併用していく事は、病状回復の手助けになります。




T5(胸椎5番)の調整は胃の不調に効果

胸椎5番の調整は、胃の不調に対して効果を発揮します。
メディカルチェックにて、潰瘍や腫瘍や胃炎、その他の異常が見当たらないにも関わらず、調子が優れないなどの場合、
脊椎の調整が効果を発揮する事が多いです。潰瘍などの症状があっても、病院治療と併用する事で効果は高まります。










T6(胸椎6番)の調整はすい臓不調に効果

胸椎6番は、すい臓と関係しているといわれています。
メディカルチェックで、すい炎やその他の異常がない場合は、脊椎の調整が自覚症状を取り除く大きな手助けとなる事が多いです。糖尿病の治療にも、胸椎6番は効果を発揮します。





T7(胸椎7番)の調整は脾臓の調整に効果

脾臓の働きは、あまり知られていません。肝臓と同様に、全てが解明されていない臓器です。
赤血球の破壊や免疫機能に関連しているといわれます。ここの異常が生じても、背中の内側に痛みが出たり、張りが出たりします。胸椎7番の調整は脾臓の働きに効果を発揮します。





T8(胸椎8番)の調整は肝臓の調整に効果

胸椎8番は、肝臓と大いに関連していると考えられています。
肝臓に異常があっても背中に張りが出てきますし、ここを調整してあげると肝機能が上がることが多いです。

また解毒作用が高まり、顔色や肌の調子、身体全体の不調にも関連している事がわかっています。






T9(胸椎9番)の調整は副腎の不調に効果

ストレスは副腎に関連しているといわれていますが、胸椎9番は副腎に関連しています。
ストレスの多い人は、背中が緊張して常に痛みや不快感を感じています。ここを調整する事で副腎機能を高めると同時に、不定愁訴にも効果を発揮します。



T10(胸椎10番)の調整は小腸の不調に効果

小腸は消化器官ですが、その働きは未知の部分が多いようです。
小腸の異常は、胸椎10番の回旋筋に作用して脊椎をずらしてしまいます。
すると背中の下部が痛んできたり、張りが取れなかったり、痛みが継続したりします。

逆に、この骨の異常は自律神経の異常をきたして、小腸の働きを鈍らせ、体調不良へと進行していきます。



T11、T12(胸椎11番、12番)の調整は腎臓の不調に効果

胸椎11番、12番は腎臓に関係していると考えられています。
この部分には腎動脈、静脈そして交感神経があり、ここの調整は、腎臓の働きを活発にします。

腎臓自体の異常がなければ、脊椎の調整で背中の張りは消え、腎機能を高め、自律神経失調症の改善にも効果を発揮します。














L1(腰椎1番)の調整は回盲弁の不調に効果

腰椎1番は、小腸から大腸への移行部である「回盲弁」の異常と関連していると考えられています。
回盲弁の開きっぱなしや、閉じっぱなしは、便の状態に関わりを持ち、過敏性大腸症候群などとも大いに関連しています。
回盲弁の異常は右半身全体の不調を起こすことが非常に多いです。




L2(腰椎2番)の調整は盲腸の不調に効果

盲腸の働きはあまりよく知られていません。
腸炎は有名ですが、盲腸の異常が生じても、腰椎の2番は異常をきたし、腰痛の原因になったり、
腹部の不定愁訴へ発展したりします。ここ(腰椎の2番)の治療は、腰部および腹部の不調に効果を発揮する事が多いです。






L3(腰椎3番)の調整は性腺やリンパの不調に効果

性腺やリンパの異常は腰椎3番と関連している事が多いと考えられています。
婦人科系の不定愁訴にも関連し、男性では、前立腺、陰茎、膀胱にも、ここから交換神経が走行し、
男性・女性共に、不妊症の治療にも効果を発揮しています。
腰椎3番は、下半身のリンパにも関連しています。







L4(腰椎4番)の調整は大腸の不調に効果

腰椎4番は、大腸に関連しているといわれています。
特に結腸に関連し、排便の異常や痛みにも関連しています。

メディカルチェックで異常がない場合は、腰椎4番の調整は自律神経の働きを正常化して、排便等の異常を解決する事があります。









L5(腰椎5番)の調整は前立腺/子宮に効果

腰椎5番の調整は、色々な疾患に効果を発揮します。
特に骨盤の歪みや、それに伴う側湾症などの症状は、腰椎5番の調整が効果を発揮します。

さらに、自律神経は前立腺や子宮に走行して影響を与えますので、
腰椎3番の治療と共に、不妊治療にも効果を発揮します。

また側湾症を改善して、神経の改善を図れるために、様々な自律神経失調症の症状に効果が期待できます。






頭蓋骨の調整は頭痛などの頭部の症状に効果

精度の高い頭蓋骨調整は、頚動脈や椎骨脳底動脈の循環を改善し、小脳や大脳に対しての血液循環を正常化します。
感染や脳梗塞や脳腫瘍等の異常がなければ、頭蓋骨の調整は視床下部を活性化して、自律神経失調症の治療に大きく貢献します。頭蓋骨治療はソフトな調整が望まれます。












目の異常、耳なり、喉の渇き、肌の乾燥、多汗症など

これらの頭部、顔面部の異常も頭蓋骨の調整で改善する事が多くあります。
12対の脳神経は抹消で頭蓋骨の隙間を通って走行します。

頭蓋骨の歪みは神経圧迫を生じ、神経の支配域に異常を出す事は簡単に想像がつきます。
精度の高い頭蓋骨の調整は、様々な自律神経失調症に効果を発揮するだけでなく、全身の不調に大きく効果を発揮します。






骨盤の治療と自律神経失調症


精度の高い骨盤の調整は、仙骨の傾きを正し、背骨の側湾症を解消します。
この為に、背骨の前を走行している自律神経系は働きがよくなります。
また、頭蓋骨の後頭骨も矯正されて、脳幹部や視床下部は血液循環が改善して、その働きは活性化します。

正しい治療を受けたあとは、頭はすっきりとして晴れ晴れしい気持ちになります。

この状態を自分で維持する努力を継続していくことによって、自律神経失調症の不快症状をコントロールできる様になります。
心因的な原因は、それを取り除かなければなりませんが、肉体がしっかりしているときは、心因的な原因をしっかりと把握して、立ち向かうことが可能です。







あとがき

自律神経失調症の原因が完全に心因的な場合は、それに順ずる治療で治るはずです。
しかし、これで治る気配がない場合も多いです。
このような場合は基本的には生活習慣や運動療法が求められることが多いようです。

これでも効果がない場合は、単純に自律神経自体の問題が考えられます(本態性自律神経失調症)。

事故や病気の後遺症は除外して、自律神経自体の働きが上手に出来ていないのですから、それを回復する様な治療が、有効であることが多いです。

脊椎の胸椎治療は自律神経の働きを活性化すると考えられています。
神経の圧迫があれば、各器官の働きが低下する事も容易に想像がつきますし、実際に胸椎の精度の高い調整は、
自律神経失調症に著効を示す事が大変多いです。

また、腰椎(腰骨)や仙骨(骨盤の中心)の調整も自律神経の働きを助け、症状を改善させる事が多いのが事実です。
頭蓋骨の調整は高等テクニックですが、ソフトで精度の高い頭蓋骨の調整は、脳幹部もしくは脳の血液循環を改善して、自律神経の治癒に最大限貢献すると思われます。

http://shinkei.kenkou-100.com/020/#chapter1




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※ 首のゆがみで頚椎4番から出ている横隔神経を刺激して横隔膜の位置異常により、
胃を横隔膜(人体最大の筋肉)で圧迫して胃痛や胃の機能不全につながります。



胃の働きが悪いと、みぞおちの左下がかたくなります。背中では腰椎1番外側のオヘソの真裏の外側がこってきます。







■胃の痛みの原因は色々あります。

1、骨格のズレによる、胃につながっている神経の圧迫
2、心配事や悩みによるストレス性のもの
3、座りすぎや前かがみが多いための横隔膜による胃の圧迫
4、便秘の問題
5、食べ過ぎ飲みすぎ、刺激物の取りすぎ

等々、上げればきりがないほど原因はあります。


胃とつながっている神経は、脳から出て環椎(首の一番上の骨)の前を通って、内臓全般につながっている
副交感神経の迷走神経と、胸椎(背中の骨)の5番あたりから出ている交感神経があります。


座り仕事や前かがみが多い人は必ず、横隔膜に胃が圧迫されます。

胃の痛み、胸焼け、胃もたれ、食欲不振、逆流性食道炎
など様々な胃の問題は横隔膜の調整をします。


横隔膜は筋肉の膜です。
本来呼吸と共に、伸び縮みするのですが、座りなどで圧迫されていると硬くなってしまいます。
他の筋肉と一緒で伸び縮みさせないと硬くなってしまいます。








交感神経がずっと緊張していると背中から腰も緊張して、コリやハリ感を訴えます。

調度、胃の働きを司る交感神経は第6胸髄から第11胸髄から出ています。

心当たりがある方は第6胸髄から第11胸髄の高さの位置で背骨の両脇の盛り上がった所を押してみてください。
ズーンと鈍痛を感じると思います。逆に背中を治療することで胃の調子がよくなるというのは体性内臓反射と言います。












胃下垂・胃アトニーになりやすい方は、

? 胸椎の8番の歪み(胃の神経)
?胸椎の12番の歪み(腸の神経)
?痩せている人に多い(腸の働きが悪い)
?筋力が弱い人に多い(内臓の筋力も弱い)
?自律神経失調症(頭痛・めまい・肩こり・低血圧)の人


胃の神経は、胸椎の8番から出ている為、胸椎の歪みを改善することが大前提です。



胃を支配する脊髄神経は、第4胸椎〜第5胸椎と関連がありますから、
いつも背を丸めているような人は、その姿勢で胸椎の神経を圧迫し、胃の機能に大きな負担をかけているわけです。

アトラス(頚椎1番)のズレによっても胃に問題が現れます。
脳神経の中の迷走神経が頚椎を通り、各内臓につながっている(もちろん胃や腸にも)ためこの神経を圧迫しますと、胃潰瘍の原因になったりします。













頸椎2番は眼との関連も深く¥い。

歯科治療で、抜歯をしますと頸椎2番がズレて頭に影響が出ることがあります。

顎関節症は、ほとんどの人が頸椎2番が外に飛び出していることが多いです。











体の捻れを腰椎三番だけで対処できなくなると胸椎十番というところが捻れそれでも対応できなくなると、
さらに胸椎五番そして胸椎六番を捻じることで腰椎三番の代行をしようとします

胸椎六番は胃の働きと直結していて
胃酸の分泌に関係の深いところなのです

したがって結果的に胃酸過多が起こり、偽物の食欲が出ることになります

あなたの秋の食欲はもしかしたら、冷えによって泌尿器系に負担が
かかったために生じているものかもしれません

この時期、その偽物の食欲にだまされて多食をしてしまうと
冬に入る前に体調を崩すことになってしまいます

それは、だいたいは風邪という形で表れます








胸椎の5番は胃の働きと関連がありますので、その部分に気が不足すると、胃の調子が悪くなることがあります。
病院では異常なしであっても、胃薬を月に1回以上飲用している人もその可能性があります。

「私には胸部痛があって、自分には心臓問題があるかもしれない」と感じている人が多いようです。

胃の痛みやむかつき、げっぷ、吐き気などを感じ事がありますが、胃の不調は食前に起きるタイプと食後に起きるタイプとがあります。

また、主に体の左側に痛みが出やすいようです。

たとえば、左肩、左肩甲骨の内縁、左手の水かき部分、左の胸部(この点で自分は心臓が悪いと勘違いしている人もいます)、
左目の上(胃酸過多の場合に起こることがあります)などに痛みがおきることがあります。

















■首が疲れて筋肉のこりが起きると副交感神経がシャットアウトされる

首には、重要な血管や神経が集まっています。
なかでもその主成分が副交感神経の繊維である「迷走神経」は、主要な内臓の機能を司る神経です。
主要な内蔵の機能を司る神経です。

ここには、圧受容体という温度センサーがあり、首を温めるとその圧受容体から迷走神経へと、血管を広げて副交感神経を働かせるように指令が届きます。

ところが、筋肉がこって硬くなると血流が滞ります。

さらには、首には脳と体をつなぐ太く大きな血管が通うため、
血流が悪くなれば脳と体への栄養循環も悪化。

首の不調は脳や身体への大きな負担に繋がります。


また、首のつけ根には星状神経節という交感神経が集まる場所があります。
ここを温めると、交感神経の働きが鎮められ、こりや疲れが軽減するのです。






■胃が痛む時、背中も一緒に痛むのは、関連痛です。

胃を支配する神経と、胃の後ろ辺りの筋肉を支配する神経が同じ高さの脊髄から出入りすることで、脳が勘違いをするんです。
ですから、胃の後ろ辺りを押さえると、一時的に楽になったりします。
これも脳の勘違いです。
急性膵炎の可能性も否定できません。が、膵炎であれば、痛すぎて、ここで質問する余裕なんてないと思います。


あと、背中が痛いとなると、肺(呼吸器管)が弱くないですか?







■肩こり、首のこり、後頭部のこりは、首の痛み、視力、頭重、不眠、イライラ、気力の低下、集中力と関係しているケースがあります。

肩から首の後、後頭部にかけて頸椎(けいつい)という骨が頭を支え、その骨の両側に「椎骨動脈」(ついこつどうみゃく)が走っています。
 
1. 肩から首、後頭部の筋肉が異常に凝ると、この動脈を圧迫して、
頭部、顔面、脳の血流が低下して、頭重感、頭痛、不眠、めまい、フラフラする、眠りが浅く集中力が欠ける、気持ちが落ち込む、などの症状が現れるケースがあります。
 
   


胃のはたらきには横隔膜の動きが影響していて、胸式呼吸をすることで横隔膜を大きく伸縮させると、胃がより活発になる。





胃が悪いと食欲に異常が出ます。
腸が悪いと便に異常が出ます。




■体の左側の筋肉が胃と繋がっている

背中の筋肉(菱形筋)や腕の筋肉(上腕二頭筋)など体にはいくつか胃と繋がっている筋肉があります。

ですから、胃が疲れたりするとそれらの筋肉が強張り血行不良を起こしたりして凝りを発生させます。

胃の疲れのひどい方などは胃に繋がっている背骨の動きが悪くなっていてその辺りの骨を押すと痛みを発生したりします。







※ 唾液腺から出る唾液に含まれる消化酵素分泌が食べ物の消化吸収の第一歩を担っていますが、
顎関節のゆがみがあると唾液分泌が疎かになり口の中に食べ物が入った時から始まっている消化吸収の第一歩からつまずき、
これが胃にも負担を強いることにつながり胃痛の主たる原因となります。